男女共通の薄毛について
薄毛に悩む多くの人が、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)と呼ばれる進行性の薄毛症状。
CMや電車の吊り革広告などでも広く宣伝しているため、薄毛が気になる人は「AGA(またはFAGA)なんじゃないか?」と思いがちです。
ただ薄毛症状は、他にもあります。
原因も異なれば、それに適した治療方法も異なります。
ここでは性別に関係なく起こる、一般的な薄毛症状についてお伝えします。
薄毛に悩む多くの人が、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)と呼ばれる進行性の薄毛症状。
CMや電車の吊り革広告などでも広く宣伝しているため、薄毛が気になる人は「AGA(またはFAGA)なんじゃないか?」と思いがちです。
ただ薄毛症状は、他にもあります。
原因も異なれば、それに適した治療方法も異なります。
ここでは性別に関係なく起こる、一般的な薄毛症状についてお伝えします。
目次
一般的な薄毛症状は、6つあります。
円形脱毛症は、円形や楕円形の脱毛が突然頭皮に現れます。
俗に『10円ハゲ』と呼ばれる症状です。
脱毛する部位は決まっておらず、他の薄毛にくらべても急激に髪が抜け落ちます。
重症化すると、まつ毛や眉毛、体毛にまで及ぶことがあります。
脂漏性脱毛症は、脂っぽい皮脂の過剰に分泌よりマラセチア菌が増えることで起こる脱毛症です。
かゆみや炎症などが現れ、毛根がダメージを受けることで抜け毛を引き起こします。
ひこう性脱毛症は、頭皮の角質異常により灰白色の乾燥したフケが大量に発生することで起こる脱毛症です。
フケにより毛穴がふさがり、その中で雑菌などが増えることで抜け毛を引き起こします。
髪のオシャレを楽しむことで起こるのが、牽引性脱毛症。
一定の方向に髪が引っ張られる(牽引)ことで、抜け毛を起こすようになります。
また"切れ毛"や"枝毛"なども目立つようになります。
特定の薬剤の影響でおこるのが、薬剤性脱毛症。
他の脱毛症と異なり、治療が終われば"自然治癒"するのが特徴です。
抜毛症は、一種の癖で自分の髪を抜いてしまう精神的な疾患です。
脱毛に対しての治療は不要ですが抜毛行為が長引くと、新しい髪が生えなくなるケースもあります。
一般的な薄毛の原因としては、次のようなことが考えられます。
自己免疫疾患 | 白血球が毛根を攻撃し、脱毛を起こす |
---|---|
フケ | 毛穴を詰まらせ、雑菌などが増え脱毛を起こす |
マラセチア菌 | 毛根に炎症を起こし、脱毛を起こす |
牽引 | 髪に負担をかけることで、脱毛する |
お薬 | お薬の副作用により、脱毛が起きる |
病気によって脱毛症状が起きたり、時には常用しているお薬の影響で脱毛が起こることもあります。
原因を特定し適切な治療をするためには、医師へ相談することが大切です。
各症状の治療方法は、それぞれの詳細ページよりご確認ください。
多くのクリニック(美容皮膚科)が、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)の専門クリニックです。
そのためここでお伝えした薄毛症状は、専門外となることが多いです。
頭皮に異変(かゆみや炎症など)を感じたり、急激に髪の毛が抜けるようなことがあれば、まずは皮膚科に受診してみましょう。