抜け毛について
「排水溝の髪の量が…」
「床に落ちてる髪が目立つ」
「ブラシに髪の毛がごっそり!?」
抜け毛が多いと不安になりますよね。
しかし抜け毛は自然なことです。
髪1本1本にはヘアサイクルがあり、一定の周期で生え変わっています。
なので『抜け毛=薄毛』とは言い切れません。
では一体、どのくらいの量の抜け毛があると薄毛に注意が必要になるのでしょうか。
抜け毛による薄毛のサインについて、詳しくお伝えします。
「排水溝の髪の量が…」
「床に落ちてる髪が目立つ」
「ブラシに髪の毛がごっそり!?」
抜け毛が多いと不安になりますよね。
しかし抜け毛は自然なことです。
髪1本1本にはヘアサイクルがあり、一定の周期で生え変わっています。
なので『抜け毛=薄毛』とは言い切れません。
では一体、どのくらいの量の抜け毛があると薄毛に注意が必要になるのでしょうか。
抜け毛による薄毛のサインについて、詳しくお伝えします。
髪が1日で抜け落ちる正常な範囲は、50〜100本と言われています。
この約60%は、髪を洗っている時に抜けます。
意外と多いと感じるかもしれませんが、髪の本数は10万本前後。
つまり、全体で0.1%ほどとなっています。
薄毛の注意が必要になるのは、"100本以上"の抜け毛です。
抜ける本数が増えるほど、薄毛の可能性は高まってきます。
ただ1日の抜け毛の本数を数えるのは難しいでしょう。
そこで気になる方は、次の方法で抜け毛チェックをしてみてください。
60本くらいを目安に、手ぐしで髪をすいてみてください。
その時、手に何本髪が残っているかをチェックしてみましょう。
5〜8本 ・・・ 正常範囲
15本〜 ・・・ 薄毛の可能性あり
ただこのチェックで、必要以上に気にすることはやめましょう。
このチェックで大切なのは、現在の抜け毛量を知ることです。
毎日行う必要はなく、気になった時に行ってみてください。
1つの目安があれば、抜け毛が悪化しているか自分でも判断できるようになるはずです。
抜け毛シーズンとも言われる、秋。
7月終わり〜10月にかけて抜け毛の量が増えます。
その理由として、ヘアサイクルの"休止期"が関係しています。
休止期にある髪は、毛髪全体の10%ほどを占めます。
新しい髪が成長するため、古い髪が抜ける期間になります。
休止期にある髪が増えるのは7月がピークとなり、約3ヶ月の間続きます。
なので7月終わり〜10月にかけて新たな髪の成長のために、抜け毛が増えるようになります。
秋に抜け毛が多いと感じても、「薄毛かも…」と悲観しすぎる必要はありません。
抜け毛を見つけた時にチェックしたいのが、抜けた髪の毛根です。
毛根の状態に問題があると、さまざまな薄毛症状が考えられます。
真っ白あるいは半透明な塊の付着 | 健康な毛根 |
---|---|
黄色っぽい皮脂が付着 | 脂漏性脱毛症 |
毛根が真っ黒 | AGA(男性型脱毛症) FAGA(女性型脱毛症) |
毛根の先端がヒゲ状に伸びている 毛根がギザギザあるいは先が尖っている |
円形脱毛症 薬剤性脱毛症 牽引性脱毛症 |
髪の量は人によって異なるので、抜けた本数だけで薄毛と判断することは難しいです。
しかし毛根の状態を見れば、健康かそうでないかを判断することは可能です。
頭皮状態と合わせて毛根の状態もチェックしてみてください。
抜け毛の量や毛根の状態は、頭皮・毛髪の健康をみる1つのバロメーターになります。
もし薄毛が進行しているなら、医師の力が必要になることもあります。
抜け毛が気になっている方は、まず皮膚科やクリニックに相談してみましょう。